禁煙レッスン
タバコを止めようと決めた人のページです。
別に止める気はないよ、という人は読まないで下さい。不愉快になります。
止めようか迷っている人は、止めると決めてから読んでください。
なぜタバコが身体に悪いか、は様々な本やホームページがあるのでそちらを参考にして下さい。
禁煙は難しい、いきなり始めても失敗する確率が多い。
だがこのことはよく認識されていない。
そうだ「禁煙は非常に難しい」のだ。
難しい試験にはたくさんの準備と勉強が必要だ。
楽器の習得には非常にたくさんの練習が必要だ。
禁煙にも準備と練習が必要なのである。
禁煙に近道はありません。
タバコを止められないのは意志が弱いのでもダメ人間なのでもありません。
練習が足らないのです!
突然思い立って「さあ今日から禁煙だ!」といきなり実行しても、必ず失敗します。
というわけで考えました「初めての禁煙レッスン」
<レッスン1>
まずは30分我慢(プチ禁煙)
食後や飲酒時など血糖値が上がった状態で、ニコチン補給を我慢する練習です。
まずは30分から。最初は10分でも5分でもかまいません。
だんだん時間を長くしていきます。
いちばんタバコがうまい時はいつでしょう。
またはいつもタバコを吸うシチュエーションを考えてみましょう。
朝目覚めたときまず一服
朝のコーヒーとタバコが朝食がわり
会社についたら仕事前に一服
休憩時間にはタバコとコーヒー
10時にはかならず一服
喫煙所に行くのが気分転換
昼食後はかならずコーヒーとタバコ
仕事が疲れたら一服
夕食後にはタバコ
酒を飲んだら当然タバコ
飲み会ではタバコ(3箱は買っておく)
寝る前には一服
眠れないときは起きて一服
電車を降りたら一服
どこかに出かけたら一服
一服するために新しい喫茶店探し(楽しい)
音楽を聴きながら酒・タバコ(人生の楽しみ)
仕事・練習・勉強の合間はタバコ
旅行に行ったら当然タバコ(景色がいいとうまい!)
と挙げればきりがないが、
とりあえずタバコを吸おうと思った時、30分我慢してみよう。
30分電車に乗っていると思えば我慢できるでしょう。
我慢のポイント
レベル1(個人練習レベル)
●最初は一日に1回くらいにする。特に食事後、酒の飲み出し時が重要。
●禁煙エリアに30分こもる。
禁煙のオフィス、本屋、路上禁煙区域、電車の中、病院など
●いつも吸っていた場所に近寄らない(喫煙所等)
●コーヒー・喫茶店等は避ける
●吸わない人と行動する
飲み会とか食事とか、全員吸わない人と行く。
●喫煙タイムごとに調整する
朝は30分我慢したから昼食後は10分我慢にするとか。
今日は全部30分我慢したから明日は我慢しない、とか
※要するに禁煙エリアや吸わない人頼みのプチ禁煙。
レベル2(アンサンブル練習レベル)
慣れてきたらシチュエーションはいつもと同じに
朝、コーヒーとタバコの人はタバコだけなしに。
お気に入りの喫煙所がある人はそこに行って30分我慢
食後はコーヒーを飲んでもタバコは30分我慢
飲み会でもみんなが吸っている中で30分我慢(ジャムセッションレベル)
タバコとライター、灰皿を見ながら30分我慢
※ついに一人でプチ禁煙
レベル3(本番用リハーサルレベル)
我慢の30分を延長していく。
1時間、2時間へと延長
今度は喫煙タイムを1回まるまる我慢
(今日は朝は吸わない、今日は昼食後は吸わない、等)
車を運転中は吸わないとか、会議中は吸わないとか、ライブハウスでは吸わないとか、いつも吸っていた時に吸わないように我慢してみる。
この練習は地道に長い長い時間が必要です。
半年〜1年から5年くらいやってみてください。
<レッスン2>
本番です
さて練習の後は本番です。いきなり本番です。
楽器もライブをやらないと上達しません。
でも失敗したら気にせずに「今のはゲネプロだった」と思いましょう。
@禁煙開始の日を決める
前後数日は何にもしないでよい日を作る。夏休みとか正月休みがよいでしょう。
決行日に向けて我慢時間を長くしますが、吸うときは吸いおさめなので気合入れて吸いましょう。
会社を辞めた機会に、という場合、次の仕事が決まっていないと心に平静がないので難しいかも。
仕事をしながらとかの「ながら禁煙」は禁物です。禁煙をナメたらいけません。
禁煙以外はしないで下さい。
悩み事やトラブルなどは解決しておく。
練習や勉強はまとめてやっておく。
カネを貯めておく(心の平静のため)
やっていて楽しく・気がまぎれるのもを用意する(本・マンガ・映画・音楽)
A決行当日
この日はタバコを吸いません。
ただひたすらに我慢です。
吸いたくなったら本を読む・歩く・自転車に乗る・泳ぐ等なにかして気を紛らわす。
いちばんよいのは「寝る」。寝るとタバコは吸えません。
酒・コーヒーは飲まないほうがよいでしょう。
じっと耐えます。
野生動物は大怪我をしたとき、穴倉にこもって、ひたすらキズが回復するのを待ちます。
このとき、何もしません。
回復すれば生き延びられるし、回復しなければ死にます。
そんなイメージです。麻薬中毒を治すコールドターキーです。
ホテル・旅館を取ってこもるのもいいかもしれません
B失敗したら
だめかもしれません。
吸ってしまうこともあります。
その時は気を取り直してまた翌日からやってみましょう。
その日は「吸いおさめ」に変更です。
Cそれでもだめなら
練習が足りなかったということです。
数ヶ月〜半年くらい練習してから再挑戦してみましょう。
何しろ禁煙は「大変難しい」ので、非常にたくさんの練習が必要です。
禁煙をなめてはいけません。
人生、トラブルやストレスはつき物。タバコぐらいで解消できるなら吸いましょう。
で、またその後に苦労して禁煙しましょう。
禁煙できたら100万円もらえる!
これ本当のことなので、がんばりましょう。
一日1箱300円×365日=10万9,500円
10年で109万5000円です!マジ?!
<レッスン3>
禁煙後も禁煙は続く
うまく禁煙できても「吸いたい」のは変わりません。
何十年も吸っていた人は何十年も我慢が続きます。
「特に吸いたくなるとき」に気をつけましょう。
・食後などにみんなが吸っているのを見た時
・飲み会でみんなが吸っているのを見た時
・心が動揺(トラブル・ストレス)した時
・テレビ・映画でかっこよくタバコを吸っているのを見た時
・マンガでタバコを吸っているのを見た時
・酔っ払った時
・たばこがあるとき(車に乗ったらタバコとライターがあった、休憩所にタバコがあった、床屋にタバコがあった、試供品のタバコをもらった、等)
また悪の心が「吸ってもいい理由」を囁きます。
「吸いたいのを我慢するなんでダサイ」
「禁煙なんでダサい」
「吸いたけりゃ吸えばいいのだ」
「1本くらい大丈夫」
「少しくらい吸ったって大丈夫」
「オレは60までは生きないからいいのだ」
「そんなに健康が大事か、長生きしたいのか?」
「健康オタクか?」
「我慢したほうが体にいいが心に悪い」
「タバコを吸っていたって長生きする人は長生きする」
「ミュージシャンは欲求を我慢してはいけない。やりたいことはすべてやるのだ」
「禁煙のストレスが演奏に悪影響を与える」
「軽いタバコにすればよい」
「排気ガスや水道水のほうが体に悪い」
「●●さん(尊敬するミュージシャン)も吸っている」
「タバコを吸うのもコミュニケーションだ」
「1年吸わなかったから1本吸ってみよう」
「タバコくらい吸っていないとカッコつかない」
「禁煙すると太る」
「おれはタバコがないと生きていけない」
「私ってタバコないとダメなヒトだから」
「創作活動には必需品だ」
「タバコを吸わないとアイデアが出ない」
「タバコを吸うときだけが心の休まるときだ」
「タバコくらい吸わないとやってられない」
「おれはいつでも止められる」
「音楽とタバコはつきもの」
「先コーみたいなこと言うな」
こんなのみんなウソです。負け惜しみです。
「負けの言い訳」に負けないようにしましょう。
1本おばけ
「1本なら大丈夫・・・」と心がささやくのを「1本おばけ」と言うそうです。
こんなおばけに負けないように気をつけましょう。
みんな死ぬのはいやなはずです。
タバコを吸うと確実に健康を損ないます。
気がつかないふりはやめましょう。
「死んでもいい」とホントに思っている人なんていません。
<格言>
信用を築くのは何10年もかかるが信用を失うのはあっという間だ
本当に楽器を習得するのは長い年月と経験が必要だ。
タバコを吸うのは簡単だが止めるのは本当に難しい。
誰かがあなたの手を押さえつけて無理やり吸わしている訳ではありません。
ただ吸わないだけです。電車の中では誰でも我慢できるのです。
本当は簡単です。自分に負けないで下さい。
あと、たかがタバコを止めたくらいで人生は好転しません。
本当に大したことはないんです。
メリット
服や髪がくさくならない。
タバコの自販機を求めて夜中にさまようことがなくなる。
意思の強さを認識できる。
禁煙席に行ける(禁煙席の方がすいていることが多い)
喫煙具
ライター等の喫煙具を集めるのも楽しみの一つ。(ジッポ、ロンソン、ダンヒル)
禁煙するとできなくなります。
そこで趣味をライターから文房具に変えてみました。
ボールペン・万年筆・マルチペン(複合筆記具)
ライターのデザインとかぶることもあり、けっこういいです。
なお、あまったタバコやライターはそのまま引き出しに入っています。
全部捨てないと禁煙できないようでは、まだまだ練習が足らないですね。